水俣条約3周年記念行事への協力

こんにちは。代表の村上です。
昨年の夏から秋にかけて、日帰りで何度も水俣に通っていたのですが、それは環境省主催の水俣条約3周年記念行事への協力のためでした。

平成25(2013)年10月に熊本市・水俣市で開催された外交会議において「水銀に関する水俣条約」(Minamata Convention on Mercury)が採択されました。この条約は、水銀及び水銀化合物の人為的排出から人の健康及び環境を保護することを目的としており、採掘から流通、使用、廃棄に至る水銀のライフサイクルにわたる適正な管理と排出の削減を定めるものです。(環境省ウェブサイトより)

水銀は地球に存在する元素のため、それを分解したりなくしたりすることができません。しかし、かつて日本で水俣病が大問題だったように、水銀は人体や環境に大きな影響や被害を与えるものです。日本では現在、水銀汚染は深刻ではありませんが、途上国では水銀が未だ規制なしで使用されている地域もあり、適正な管理や使用が求められています。

日本政府及び環境省はこの水俣条約の準備過程から、採択、日本・他国での批准において、積極的な働きかけをしたようです。かつて人々が苦しんだ水俣病のような水銀被害に、また人々が苦しまないようにしたいという意志の表れでしょうか。

九州新幹線
九州新幹線に初めて乗車。

3周年記念行事にむけ、水俣市の中学生2チームがそれぞれ数か月かけて調べ学習を行い、調べた内容をビデオにまとめると共に、それを記念行事で発表することになりました。それぞれのチームに企業や研究所からの指導者が入り、知識を教授したり都内取材時のサポートを行いました。私は「環境に配慮して採掘された金の取引の紹介」を調べるチームに入り、ジュエリーに使われる素材に関する課題(人権侵害や環境破壊)、課題を解決するのに必要なこと・考え方について指導しました。

つくばの地質標本館での撮影の一コマ

夏にチームが結成された時、中学生メンバーは知らない大人や他の学校の生徒と一緒ということもあり、かなり緊張している様子でしたが、関東に取材にくる頃にはだいぶ慣れてみんな仲良くなっていました :)

記念行事の中での発表は、彼らのアイディアで寸劇風に。
その中で私もエシカルジュエリーについて発表させて頂きました。

エシカルジュエリー
エシカルジュエリーについて発表している様子

そして完成したビデオがこちらです。

英語版はこちら

水俣条約
3周年記念行事での展示

水俣条約は50か国が批准してから90日後に発効するのですが、様々な国・人々の努力の甲斐あり、2017年中には発効する見込みとのこと。日本から発信する水銀の適正な管理が世界中に広まることを、日本の企業が持つ様々な水銀対策技術が世界で生かされることを祈っています。

この度はお声かけ頂き、ありがとうございました!お仕事自体も楽しかったですが、博多で飛行機を待つ間に飲んでいたら時間ギリギリになり、よっぱいながら福岡空港をダッシュしたことなど、思い出になりました、笑。

とんこつラーメン
九州にきたら外せないとんこつラーメン。本場で食べるラーメンは、ワイルドな獣臭がする美味しいラーメンでした☆